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お菓子の「クッキー」と同じスペル（つづり）です。
イギリスでは「ビスケット」ですね。アメリカ英語（米語）です。
あるサイト（ページ）を見たとします。
そのサイトとの やり取りした情報が、『クッキー』に収められる様になっています。
例えば、『楽天ブログ』で、日記を書くとします。
その際に、「ログイン」をクリックしますね。
恐らく、【パスワード】などを入力しなくても、ログイン出来ていると思います。
こおいうのを、「自動ログイン」と言います。
『クッキー』は、初めてログインした時の、【パスワード】などを記録（記憶）しています。
これを『楽天ブログ』に送信してくれます。
その為、毎回【パスワード】などの入力が、省略出来ている訳です。
この様に、『クッキー』は、情報を記憶して、『ユーザー認証』に使われます。
『クッキー』を使わない設定に変更したとします。
『楽天ブログ』の、自分のブログにログインするにも、
毎回【パスワード】を入力しないと、ログイン出来なくなります。
『楽天ブログ』では、一度ログインすると、
次回からは、自動でログインされる様になっていますが、
多くのログインの必要なページでは、
『クッキーを有効にする』、『パスワードを記憶』、 などの表記があります。
これを選択すると、次回から、自動でログイン出来る様になっています。
『クッキー』は、『ユーザー認証』に使われる、というお話しをしました。
次に、『クッキー』の持つ、『他の機能』のお話しです。
・最後にそのサイト（ページ）を訪れた日時
・訪問回数
・入力された情報
なども記憶されます。
このサイトの掲示板にも、「情報を保存」という場所がありますね。
これをチェック（選択）しておくと、
「名前」、「ＵＲＬ」、「アイコン」、「文字色」、「編集キー」などが、
次回訪れた時に、自動で入力済みの状態になります。
この様に、『クッキー』は、そのサイト（ページ）との やり取りの、
色んな事を記憶（記録）する機能を持っています。
こんな場面でも『クッキー』が役立っています。
インターネットで、お買い物をされた事は有りますか？
ネットショップ（ネット上のお店）には、「買い物カゴ（カート）」という物があります。
この「買い物カゴ（カート）」も、『クッキー』を利用しています 。
ネットでのお買い物は、商品の「あれ」と「これ」を選択します。
そして清算（支払い）します。
この「あれ」と「これ」を記憶しておくのは、『クッキー』の役割です。
『楽天ブログ』には、「アフィリエイト」の機能が付いてますね。
日記などに載せた商品をクリックして、買い物をします。
すると、商品を載せた人に、報酬が支払われるサービスですね。
「誰のブログ（日記等）から辿って来たか」が、どうして分かるのでしょうか。
それは、『クッキー』に、「どのページから来たか」が記録されているからです。
細かな仕組み、構造、歴史などは、省略します。
『クッキー』は、情報の宝庫ですので、常にセキュリティーの問題が付きまといます。
これについても、詳しくお話するには無粋な話題ですし、
「ネットは、どれくらい安全か」という、取り留めの無い、答えの出ない話題になります。
ここでは、『クッキー』の役割、便利さ、という面に絞って解説いたしました。
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