用語解説

バナー(banner)、リンクバナー、バナー広告

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バナー(banner)、リンクバナー、バナー広告


 『バナー』とは、
「タイトル」や「見出し」などの画像の事です。


スペルは、「banner」です。
本来は「旗」の意味ですね。
新聞のトップ(一面)にある、一番大きな見出しの事を「バナー」と言います。
目立つ場所に「掲げる」という姿からの連想でしょうか。
いかにも意気揚々としていて、風にハタハタと吹き流されている様で、
「タイトル」や「見出し」を、「掲げる」というのに相応しい言葉ですね。

 ホームページでも、新聞のこの表現を流用して、
「タイトル」や「見出し」を、『バナー』と言う様になりました。
一般的に、画像を使います。その画像は該当するページにリンクされています。


  『バナー』の大きさには、規格があります。
IABという組織が作った規格です。
IABとは、インターネットの標準を定義する団体です。
当初は88×31(単位ピクセル)というサイズが使われていました。
かなり小さいサイズです。
あまりにも小さいので、色んな大きさの規格が作られました。

468×60(フル)
234×60(ハーフ)
120×90(ボタン1)
120×60(ボタン2)
120×240(縦長バナー)
125×125(正方形ボタン、スクエアー)
88×31(マイクロバー)

縦長のバナーも、利用される事が増えて来て、 新基準が生まれました。

160×600(スカイスクレイパー)
120×600(スクレイパー)
300×600(ハーフページAd)

この様に、新しい種類が増えれば、「標準」が提案されて行きます。
もっと細かく分類され、種類も豊富ですが、多く利用されている物を紹介しました。
あくまでも国際標準規格です。
好きな大きさの『バナー』があって構わないものです。
とは言え、色んな『バナー』を並べた時、一つだけ違う大きさがあっては、
そこだけ目立って不公平です。
好きな大きさを作るとしても、国際標準規格の大きさの物も用意しておくのが親切です。


 他のホームページに、自分のホームページを紹介(リンク)してもらう場合、
「タイトル」などを入れたデザインの画像を使ってもらう事があります。
この画像を『リンクバナー』と呼びます。「リンク用のバナー」の意味ですね。

 ホームページのイメージに合ったデザインの画像(バナー)を作る事で、
画像(バナー)を見た人に、ホームページの雰囲気を伝えられる、という利点があります。
ホームページの概要を伝える文章を入れたり、興味を引く宣伝文句を入れたり、
デザイン性の素晴らしさで感性を表現したり、『バナー』には色んな利用価値があります。
TVのCM、街頭の看板に似ていますね。


  『バナー広告』とは、 『バナー』の形式を利用した『広告』の事です。
 これもTVのCMや、街頭の看板に似ています。
『リンクバナー』と違うのは、『バナー広告』は、
単に「紹介」目的で載せている事もありますが、
多くの場合は、報酬を得る目的で載せている、という点です。

 TVのCMは、広告主が、宣伝してもらったお礼に、TV局に料金を支払いますね。
『バナー広告』も、広告主は、ホームページの持ち主に、料金を支払っています。
料金の支払い方は様々です。

■クリックされた数に応じて支払われる「クリック保障型」
■一定の期間 掲載するという条件の「期間保障型」
■何回表示されたかに応じて支払われる「ページビュー保障型」
■成果があった時に支払われる「アフィリエイト型」 などです。

 一般に言われる「アフィリエイト」とは、『アフィリエイト・プログラム』の事です。
上の「アフィリエイト型」とは少し意味が違います。
「クリック保障型」であれ、「期間保障型」であれ、成果があったら報酬を払いますよ、
という仕組みを『アフィリエイト・プログラム』と呼んでいます。
一般に「アフィリエイト」と言えば、この『アフィリエイト・プログラム』を指す様になりました。
報酬の有る無しで、『リンクバナー』、『広告バナー』と区別して呼ばれる事もあります。


 「バナー」と呼ぶところを、「バーナー」と言う方がいらっしゃいます。
これは単純な聞き違い、言い間違いです。 「燃焼器具」の意味になってしまいますので、
発音する時も、表記する時も、「バナー」をお使い下さい。
 

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