とある公園で。 昼時、公園でお弁当を広げると、 と と と と と近付いてくる。 かすれた声で、とぎれ途切れに啼く。 「ニャァ・・・ア・・ァ。」 お弁当を広げているのは、どこかの工事現場のオッサン。 けっこうコワオモテ。 でも猫にはカナワナイようだ。 おかずを投げてもらう。 こうして、公園で食べている人に近寄って行っては エサをもらって生きているのだろうか。 足取りを見ても、そう体重は重くなさそうである。